ご質問(Q) | ご回答(A) |
どういうしくみで衣類を乾かすのですか | ドラム内で衣類を回転させ、温風を当てて、衣類に含まれている水分をあたためて蒸気にして、蒸気を乾燥機の外に出すことによって乾燥させます。 水分を含んだ温風は、そのまま乾燥機外に出します。 |
乾燥方式について知りたいです | 室内排気タイプ 湿気を含んだ温風を乾燥機外に排出するため、閉めきった部屋では換気が必要となります。 取り込んだ空気をヒーターで温め、ドラムから乾燥機外へ送り出します。 排気される湿った空気を室内へそのまま出しますが、排気コネクタにジャバラダクトホースを取り付けて室外へ出すこともできます。 |
お手入れのポイントを教えてください | フィルターに付いた糸くず等を定期的に取り除いてください。 フィルターに糸くずがたまったままで使いつづけると、効率が悪くなり、時間と電気代がムダになるばかりでなく乾燥機が故障する原因にもなります。 |
使い方のポイントを教えてください | <乾燥の前の確認> (1)窓を開けるか、換気扇を回して換気を十分にする。 狭い部屋では室温や湿度が高くなり、窓や壁などに結露をおこすことがあります。 (2)フィルター(排気口・吸気口)、アースがついているかを確認する。 (3)衣類のポケットの中を確認する。 (4)衣類は入れすぎない。 <上手な乾燥のしかた> (1)衣類のいたみ、からみ、ドラムの傷を防ぐには ・ひもはむすび、ファスナーやホックは閉じて裏返しておく。 (2)乾きムラを少なくするには ・厚物と薄物、綿と化繊の衣類は分けて乾燥する。 (3)電気代を節約するには ・衣類は十分に脱水する。 ・フィルターはこまめに掃除する。 ・室内や室外で干した後に乾燥機を使用する。 (4)シワを少なくするには ・衣類は少なめに入れる。 乾燥容量の7〜8割くらいが適当。 (5)静電気を少なくするには ・洗濯のとき柔軟仕上剤を使うと、静電気がおこりにくく風合いがよくなります。 |
どの程度の衣類を入れれば効率よく乾燥できますか | 乾燥機の容量に対して、あまりにも少ない量を乾燥させるのはムダなエネルギーを使うことになります。 また容量以上に目一杯いれることはエネルギーのムダになるばかりでなく、機械にも負担をかけます。 一般的な目安としては容量の7〜8割程度が省エネ・省時間にもなり、効率よく乾燥できます。 |
ちゃんと乾きません。 | 乾燥容量を超えた衣類を入れた場合、衣類の一部に湿気が残る場合があります。 乾燥機に入れる衣類を乾燥容量以下にし、再度、乾燥してください。 |
乾燥機に使えない衣類はありますか | 次のような衣類には乾燥機を使えません。 (1)ウール、絹、皮製品 縮んだり型くずれする場合があります。 (2)電気毛布・ロングパイル(毛足10mm以上)の毛布 毛だおれする恐れがあります。 (3)綿やスポンジの入ったもの 正常な排気ができず、衣類をいためたり、故障の原因になります。 (4)「タンブラー乾燥はおさけください」と表示されている衣類 「タンブラー乾燥」とは回転ドラム式乾燥機で衣類乾燥をすることです。 (5)吊り干し、平干し絵表示およびドライ絵表示のあるもの (6)のり付けした衣類 フィルターの目づまりなど故障の原因になります。のり付けしたい場合は、 乾燥後に「スプレーのり」などを使用してください。 |
変わった音・異音がする | 故障の可能性がある音 次のような音がする場合は故障の可能性があるため、点検・修理が必要です。 お買い上げの販売店、またはHanxサポートセンターへお問い合わせください。 ・購入当初は聞こえなかった音 ・今まで聞いたことのないような音 ・通常では聞いたことがない音、高音、金属音 「キーン」「ガリガリ」「カチッ カチッ カチッ」「ギギギ」「キュルキュル」など |
においが気になるときは | ゴムやプラスチックのにおい 購入後しばらくは、乾燥機からゴムや樹脂のにおいがすることがあります。これは、内部の部品に塗布しているグリス(機械油)や、ゴム部品(窓パッキングなど)からのにおいです。使用しているグリスやゴムは、衛生上問題のないものです。乾燥後は、乾燥運転時の熱により、感じやすくなる場合があります。 しばらくお使いいただくとにおいはなくなります。しばらく様子を見ても気になる場合は、お買い上げの販売店、またはHanxサポートセンターへお問い合わせください。 焦げ臭い 乾燥機本体が何らかの不具合を起こしている可能性があります。 すぐにお買い上げの販売店、またはHanxサポートセンターへお問い合わせください。 |
洗濯量(1枚あたりの重さ)の目安 | 洗濯物は、下記の量を目安に入れてください。衣類を入れ過ぎると、衣類や本体が破損するおそれがあります。また乾燥したときにしわの原因になります。容量の上限は機種によって異なります。 衣類の重さの目安 ※乾燥時(ぬれていない状態)の重さ 衣類1枚あたりの重さの目安をご紹介します。素材などによって重さは異なります。各衣類の重さの目安は、一般財団法人日本電機工業会・自主基準によるものです。 衣類の種類 重さの目安 トレーニングウェア上下(混紡)850g シーツ(綿100%)パジャマ上下(綿100%)500g スカート(化繊)綿パンツ(綿100%)400g バスタオル(綿100%)セーター(混紡)300g ワイシャツ(混紡)ブラウス(混紡)子供スカート(混紡)エプロン(混紡)200g スリップ(混紡)150g長袖肌着(綿100%)130g 半袖肌着(綿100%)110g トランクス80g タオル(綿100%)70g 靴下(混紡)ブリーフ(綿100%)50g ショーツ30g ハンカチ(綿100%) 15g |
電源が入らない、操作できない | とくにエラー表示なども出ず電源が入らない場合は、次の手順で通電を確認してみてください。 1)乾燥機の電源プラグをコンセントから抜く 2)コンセントの通電を確認する ドライヤーや掃除機など他の電気機器を同じコンセントに差し込み、操作できるか確認してください。 操作できない場合は、コンセントまで電気が通ってきていない可能性があります。お近くの電気工事業者へご相談ください。 3)乾燥機の電源プラグをコンセントに差し込み直す 上記を試しても状態が変わらない場合は、故障の可能性が高いです。乾燥機の電源プラグをコンセントから抜き、お買い上げの販売店、またはHanxサポートセンターへお問い合わせください。 |
乾燥するときに気を付けることは | 乾燥してはいけないもの 衣類の種類によっては、乾燥できないものがあります。 具体的な内容は、「取り扱い絵表示」で素材を確認してください。 衣類を入れるときに気を付けること ●洗濯物はドラム内に確実に入れる 洗濯物をドアにはさんでしまうと故障の原因となります。 また、衣類がねじれるなどして窓パッキングを破損する恐れがあります。 ●小さな洗濯物はドラムの奥に入れる 赤ちゃんの靴下やハンカチなどの小さな洗濯物(小さいものや薄いもの)を手前に入れると、ドラムの隙間に入り込む可能性があります。 洗濯ネットに入れて、ドラムの奥に入れるようにしてください。 |
付属品を購入したい | 本体購入時に同梱していた付属品は、Hanxのオンラインストアでお買い求めいただけます。 付属品は取扱説明書の「各部のなまえ」ページをご確認ください。なお本体に内蔵されている部品、補修用性能部品については購入できません。 購入できるもの: 本体購入時に同梱していた付属品 例:トレー、排気コネクタ、ジャバラダクトホース、排気口ろ過綿フィルター、吸気口ろ過綿フィルター 購入できないもの: 本体に内蔵されている部品、補修用性能部品 |
乾燥機で乾燥できないものを見分ける方法は | 乾燥機で乾燥できないものは、洗濯マーク(取扱い絵表示)で見分けることができます。 なお洗濯マークは平成28年12月(2016年12月)からリニューアルし、日本独自の規格から海外で広く使われているものと同じものになりました。 |
乾燥による衣類の縮みを防ぐために | 乾燥機は温風で衣類を乾かします。 そのため熱に弱い素材の場合、熱によって繊維が収縮し、衣類が縮むことがあります。 (例) ナイロンやポリウレタン、レーヨン、キュプラなどの化学繊維 綿(コットン)や麻(リネン)、ウール、絹などの天然素材 ちりめん、クレープなどの強撚糸を使用した素材 また機械力が加わることで繊維の組織が押しつぶされてしまい、衣類が縮みやすくなる場合もあります。 (例) 織り目の粗い生地 ゴム素材で伸縮性のあるもの(タテ型のみ) 素材、織り方、厚さ、形態によって洗濯乾燥機に向かないものがあります。 乾燥する時は、衣類の取扱い絵表示、素材表示などをよく確認してください。 縮みやすい衣類を乾燥するときは、次の工夫をしてください。 綿や麻などのニット製品 織り目の粗い生地 天日乾燥を上手に併用しましょう。 タイマー乾燥を使用し、生乾き状態で取り出して、衣類の取扱い絵表示に従って干す 衣類の取扱い絵表示に従った干し方でほとんど乾かし、仕上げに「乾燥」運転する 乾燥で綿製品が縮んだ場合は、衣類を十分にぬらしてから引っ張ると、ある程度縮みが戻ります。 熱に弱い化繊の生地 乾燥終了後、早めに取り出す |
エラーコードについて | エラーコード(E1/E2/E3) 電源ボタンを押して電源オフにし、再度電源ボタンを押して電源オンにすると、再起動(自動復帰)します。 ※再起動(自動復帰)しない場合は、Hanxサポートセンターにご連絡ください。 |
ゴムパッキンを交換したい | 乾燥機のゴムパッキンは、乾燥時の密閉性や振動時のドアと本体の当たり音を抑えるための部品です。 ゴムパッキンが外れた状態や破れた状態で運転を続けますと、本体からの水漏れ、乾燥不具合、異音などが発生する可能性がありますので、ゴムパッキンの交換および点検修理が必要です。 ゴムパッキンの交換はお客様ご自身では実施いただけませんので、Hanxサポートセンターへお問い合わせください。 |