よくあるご質問(Q&A)
LEDの寿命は4万時間(10年)といわれていますが、照明器具の寿命も4万時間ということでしょうか? | 照明器具の寿命は環境によっても左右されるので、一律に4万時間とは言えません。 長期間経過すると、外観に異常がなくても、内部の絶縁物の経年劣化など(熱劣化など)により絶縁性能が低下し、まれに「発煙、発火、感電」等の原因になることもあります。 照明器具の点検・交換時期の目安は8年から10年をおすすめしています。 |
電気工事が必要かどうか、どのように判別すれば良いですか? | 主照明用のシーリングライトやペンダントライトは、天井に引掛シーリングなどがついていれば電気工事は不要です。 |
LEDランプは目に良くないと聞きましたが従来のランプとどう違うのですか? | LEDからの光にはブルーライト(青色光)が含まれていますが、自然光や従来の蛍光ランプにも含まれており、目に対する影響は従来の蛍光ランプと変わりません。 |
LED照明器具に対する安全性の基準となる規格はありますか? | 従来の照明器具と同様に電気用品安全法に規定されております。 また、関連するJIS規格にも、LED照明器具に関する規定が追加されています 。 |
昼白色や昼光色など、光源の色はどういう基準で決まっていますか? | LEDの光源色は、JIS Z 9112(蛍光ランプ・LEDの光源色及び演色性による区分)にて定められており、相関色温度と呼ばれる数値で区分けされ、次のような基準となっています。 昼光色 5700~7100[K] 昼白色 4600~5500[K] 白色 3800~4500[K] 温白色 3250~3800[K] 電球色 2600~3250[K] K:ケルビン |
照明器具やランプの廃棄やリサイクルについて教えてください。 | ご家庭で使用のLED照明器具、LEDランプを処理する場合はご使用地域の廃棄物処理ルール(地域ごとの自治体にご確認ください)に従って処理してください。 事業用照明器具は産業廃棄物として法の定め(地域ごとの自治体の定め)に従って処理してください。不明の場合は各自治体のご相談窓口にご相談ください。 |
電気代の計算方法は? | 電気料金は、器具の消費電力(W)÷1000×点灯時間(h)×1kWh当たりの電気料金×1月の日数 となります。 消費電力については、照明器具の器具銘板や取扱説明書、カタログ等に記載があります。 【計算例】 消費電力30Wの照明器具を1日 10時間点灯する。 電気料金区分 27円/1kWhの場合 30(W)÷1000×10(h)×27(円/kWh)×30(日)=243(円/月) |
LEDの場合、光色で明るさは変わりますか? | 明るさ(光束値)は、光色によって変わります。 |
LEDとはどんな光源ですか? | LEDとは”発光ダイオード”と呼ばれる半導体のことで、”Light Emitting Diode”の頭文字をとったものです。 1993年に窒化ガリウムをベースにした高輝度青色LEDが実用化されたことにより、一般照明用としての白色LEDの開発・商品化が進み、現在ではほとんどの照明器具の主光源として使われています。 白色LEDは、青色LEDと黄色蛍光体との組み合わせで構成されているものが一般的です。 |
LEDの光は白熱灯や蛍光灯の光と同じように考えていいのですか? | 差し支えありません。 現在では、白熱灯や蛍光灯の光とほとんど変わらないLED照明が商品化されています。 |
LED照明器具・ランプには、PSEマーク(電気用品安全法)が表示されていますか? | LED照明器具・LEDランプは2012年7月に電気用品安全法の対象となり、現在ほとんどの商品に右に示すPSEマークが表示されています。 ただし、直管LEDランプや防爆形照明器具など一部商品は対象外のため、表示されていません。 |
PSEマーク(電気用品安全法)とSマークの違いは何ですか? | PSEマークは電気用品安全法に基づき、対象製品に表示されるマークです。 Sマークは法律に規定されているものではなく、第三者認証機関が安全基準を満たしていることを認めた製品に表示される第三者認証マークです。 |
スイッチのON-OFFを頻繁におこなってもLED照明の寿命に影響ありませんか? | LED照明は、頻繁にスイッチをON/OFFしても寿命にほとんど影響がありません。 |
LEDの光に虫が寄りにくいのはなぜですか? | LEDの光には、多くの虫が感知する紫外線がほとんど含まれないからです。 すべての虫が紫外線を感知しているわけではありませんが、蛍光灯などと比べると、寄ってくる虫は少ないといえます。 |
LEDの特徴はなんですか? | 蛍光灯の4倍である平均40,000時間の長寿命をはじめ、視認性が良く屋内外を問わずに使えます。 他にも省電力ながら高輝度点灯が可能なことや、熱線・紫外線を含まず、商業シーンでは商品の品質維持に貢献する他、携帯電話に代表されるよう内蔵する器具の小型化が容易など、今までの光源には真似のできない優れた特徴があります。 |
LEDの光色は均一ですか? | 白熱灯や蛍光灯に比べ、LEDは光色のバラツキが大きくなります。 そのため、個々のLEDにより色味が異なる場合があります。 |
長時間点灯しても熱くなりませんか? | LEDの照射光は赤外線・熱線をほとんど含んでいないので、熱の気になるところにもおすすめです。 ただし、発光時にLED光源自体は発熱するため、この熱を逃がすため点灯中は照明器具灯体部・ランプの本体金属部が熱くなります。 |
LEDは電磁波・ノイズが発生したり、また逆にそれらの影響を受けるのでしょうか? | LED照明の使用中、電源回路からは電源コイルが発する磁力の影響によりノイズが発生することがあります(回路によっては定電流ダイオード (CRD) を使用し、ノイズが発生しない構成を取るものもある。 そのため電源回路にはノイズが漏洩しないよう、フィルタ回路等で適切な電磁両立性 (EMC) 対策を施すことが求められます。 |
調光できますか? | 調光対応していない電球の為できません。 |